来たる2/11(日)のワンダーフェスティバルに出品する新製品を発表いたします。
1/144 ブラックバーン バッカニアS.2B/C ¥4,000
1/144 ブラックバーン バッカニアS.50 ¥4,000
1/144 ブラックバーン バッカニアS.50 ¥4,000

イギリス海軍の艦上攻撃機として開発された本機は、低空侵攻攻撃能力を重視し、高い運動性と機体剛性を高めた設計が施されています。1958年の初飛行から湾岸戦争を経て1994年まで使用されました。特徴的なシルエットの胴体に面積の小さい主翼を持ち、翼面/翼幅荷重を軽減するために吹き出しフラップという機構を採用して着艦速度を落とすなど、艦上攻撃としての運用と低空侵攻のための能力を両立させることに成功しています。当初は胴体の回転式弾倉に搭載した爆弾を主な攻撃方法としていましたが、S.2B以降は空対艦ミサイルの運用が可能となり、爆弾倉には一体型の燃料タンクを装備することが一般的になりました。当初はイギリス海軍のみの配備でしたが、のちに一部をイギリス空軍に移管されたほか、南アフリカ空軍向けに16機が輸出されました。
キットは空母甲板上での収納状態のための折り畳み主翼、エアブレーキ、機首パーツが付属しています(組み立て時選択式)。デカールは空軍と海軍の主な塗装パターンを用意いたしました。武装は対艦ミサイル、スリッパタンクの他、爆弾倉に装着できる爆弾も用意(さすがに回転弾倉は再現できませんでしたが)し、爆弾を装備する代わりに装着できる燃料タンクのフェアリングもパーツとして用意いたしました。南アフリカ空軍のS.50には特徴的な背部のブレードアンテナのパーツも付属しています。
1/144 フェアリーガネット AS.4 ¥4,000
1/144 フェアリーガネット ASW.3 ¥4,000
1/144 フェアリーガネット ASW.3 ¥4,000

1955年より配備されたイギリス海軍の艦上対潜哨戒機。2つのターボプロップエンジンを結合させて二重反転プロペラを回すという独特な機構を持ち、3名の搭乗員と907kgの爆弾を胴体に収めるため、かなり太く大きな胴体を持ちます。そのガネットの早期警戒型として開発されたのがASW.3型で、対潜型よりもスリムになった胴体に大型のレーダードームを胴体下に装備しています。
かつてウレタンレジンキットとして発売したガネット AS.4をTriplenutsClassicsシリーズとして3Dプリモデル化いたしました。ウレタンレジン時と同じように畳んだ状態の主翼も再現できます(組み立て時選択式)。ウレタンレジン時代にはなかった爆弾倉用の武装も付属しています。さらに今回はASW.3型も製品化。同じガネットでも胴体形状が大きく異なるため、かなり異なった印象の機体となりました。こちらも畳んだ状態の主翼パーツが付属しています。
1/144 Bell222 ¥3,200

ベル222は1980年代に販売が開始されたベル社の民間型ヘリコプターです。同時期に放映されたアメリカのTVドラマの主役機の改造ベース機として使用されたことで有名になりましたが、ドラマのヒットとは裏腹にあまり販売数は多くなかったとも言われています。ただ、同機はいくつかのバージョンアップが行われ、改良型のベル230は多くが生産されました。ジェットレンジャーをより洗練させたような流麗なデザインは今の目から見ても古さを感じさせないものとなっています。
キットにはアメリカの救急ヘリ「MERCYAIR」のデカールが付属しています。基本Bell222の降着装置はランディングギアなのですが、スキッドのパーツもオプションとして付属しています。