Triplenutsの近作では、3DCADデータ(パソコン上で作成した立体モデルデータ)をローランドDGの切削マシン「MODELA」にて立体出力したものを1次原型とし、それをレジンに置換して2次原型を作成、2次原型をシリコンゴムとレジンで量産するという工程で製品を量産していました。
それに対し、「3Dプリモデル」では、3DCADデータを外部の出力センターに依頼して、3Dプリンターにてプリントアウトされた樹脂模型をそのままパーツとして製品に封入するということになります。
↑T−2C バックアイの3Dプリモデルパーツ。これに透明キャノピー、エッチングパーツ、デカールが同梱されます。
「3Dプリモデル」という名称はTriplenutsで勝手に名付けたもので、業界一般的には「RP(ラピッドプロトタイプ)モデル」とか「光造形」など、使用するプリンターの仕様によっていろいろな名称があるのですが、より直感的にわかりやすい名称があった方がよいかな?と思いましたので名称を付けてみました。Triplenutsでは今後「3Dプリモデル」の呼称を使用し続けます。