前回のWFより登場いたしました3Dプリモデル光の造形を行っているのがPhrozen Make(上記写真右)という3Dプリンターなのですが、WF後、そのNEWバージョンであるPhrozen Shuffle(写真左)が到着しました。Shuffleは当初、Makeの廉価版(Makeより数万円安い)とみられていたのですが、実際には後継機種だったようで、現在ではMakeの販売が休止されている様です。ShuffleはMakeよりも筐体が大きいですが印刷範囲はほぼ同じ(若干Z方向が大きくなっている)ですが、MakeのアップグレードキットであるPalaLEDと呼ばれるUV光源を標準で装備しています。PalaLEDは平行性が高い(造形ステージ全面に対して垂直に光が当たる)ことや出力が50W(Makeの標準が30W)に強化されています。このPalaLEDに対応したレジンも発売されており、ここ一か月それのテストを兼ねた量産を行っておりました。結果として、見た目には以前のレジンとほぼ変わりはありませんでした(もっと細かいディテールのものであれば違いがあったかもしれません)が、以前のレジンに比べて大分硬いようです。硬い方が歪みなどが出にくい反面、ペーパー掛けなどで力を加えてしまうとやや割れやすい印象もありますが、そのあたりに注意すれば特に問題はないと判断できます。また、以前のレジンと比べ、色が明るいグレーとなり、よりプラモデル感が増してきれいに見えます(笑)。
とりあえず9/23(日)のモデフェス@アキバ用にSu-34(全パーツを新レジンで造形したもの)Yak-28P(主翼、水平尾翼のみを新レジン)を用意、ファーストエア様に預けておりますので、ご興味のある方はモデフェスまで足をお運びいただければと思います。
ちなみにこの機会にMakeもPalaLEDキットを組み込みましたので量産力が倍(労力も倍!)になりました。次回のWFにも無事に当選いたしましたので、これから新製品の準備に追われる毎日となりそうです。