7/30のワンダーフェスティバル2017Summerに出展する新製品が確定いたしましたのでご報告いたします。
今回はマイナーながらも個性的な姿のアジアのジェット戦闘機をラインナップとして加えました。
1/144 HAL テジャス\3,900
インド空軍の国産最新鋭戦闘機。「テジャス」という名前は、はサンスクリット語の「火」「光輝」を表します。この機体は、エンジンがF404系統であること、機関砲配置や垂直尾翼などの意匠が似ているという理由で「デルタ翼のグリペン」などと言われることもありますが、実際にはアメリカの協力を受けつつ、インドで開発された機体で、サーブ社とはつながりはないようです。LCA(Light Combat Aircraft)との別称の通り、軽量で小型な戦闘機ですが、主翼下には3対のハードポイントが設けられていて4tの兵装を搭載することができます。現在は空軍の他、空母への搭載を目指して開発が進められているようです。

1/144 JF-17 サンダー\4,000
元々はパキスタンからの提案を元に、中国のJ-7Mをベースとして開発が始まった同機ですが、その後アメリカ、シンガポール、ソ連と、国際情勢によって入れ替わり立ち代わりで開発協力国が変わっていった経緯があり、その都度殲撃9、スーパー7、FC-1と名称も変化していきました。最終的にパキスタンと中国の共同開発に落ち着き、パキスタンではJF-17の名称で採用されました。現時点ではパキスタン以外に採用される予定はなく、母国である中国もすでに小型戦闘機はJ-10が存在している以上、採用する可能性は低いとみられています。

1/144 F-CK-1A 経国号(単座型)\4,000
1/144 F-C-K-1B 経国号(複座型)\4,000


TriplenutsClassicsの第2弾は経国号となります。レジンキットは2008年に発売しましたので約9年ぶりに3Dプリモデルキットとして帰ってきました。経国号は台湾でフルスペックのF-16の購入が禁止だった時代に米ジェネラルダイナミクス社の協力で開発されました。そのため、その形状はF-16を意識したものとも言われてますが、各部の寸法、平面形はそれまで台湾で主力戦闘機であったF-5Eに近く、あくまでF-5Eのアップグレードを目的としていたことがわかります。その後F-16の輸入が解禁になったためその配備数は予定の半分程度にとどまりました。レジンキット版は単座、複座のコンバーチブルとなっていましたが、3Dプリモデルでそれを行うと使用しないパーツ分のコストが上乗せされてしまうため、個別のキットとさせていただきました。デカールはレジンキット版と同じものが付属しています。
新製品については以上となります。
ブース番号は7-15-01となります。よろしくお願いします。
posted by keeman at 12:24|
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トリプルナッツ
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