きたる2月8日、いよいよワンダーフェスティバル2015冬が開催されます。
今回Triplenutsでは、以下の新製品をラインナップしました。
1/144 Mig-31 フォックスハウンド (3Dプリモデル+シルクスクリーンデカール) ¥5,500
ロシア防空の一翼を担う大型迎撃戦闘機です。マッハ2を超える高速性能と複数同時に発射できる長射程アクティブミサイルとで侵入してくる敵爆撃機を迎え撃つことに特化した機体で、シルエットこそ前任のMig-25に近いものの、実際には全く異なるデザインとして設計さています。Mig-31といえば、ツクダのインジェクションキット(レベルも基本的には同内容)が存在していますが、Mig-29などと同時期の発売で、やはり資料が乏しいころのキット化だったため細部の表現に実機と異なる部分が多いという問題がありました。今回、キットの体積は前作ビゲンの丁度倍程度のボリューム感なのですが、販売価格は大幅に抑えました。それでも高額ですが、専用のR-33ミサイル4基とR-40ミサイル2基も付属しているため、このキットだけで迫力のあるモデルに仕上げることができます。

1/144 U-36A リアジェット "海上自衛隊" (3Dプリモデル+シルクスクリーンデカール) ¥3,700
欧州との貿易摩擦の際に購入したゲイツ リアジェットに気象・航法レーダーやミサイルシーカーシミュレーター、TVカメラを増設し、訓練支援機として運用されている機体です。キットには主翼下面のパイロンに搭載する標的曳航ポッドが付属します。また、乗降扉を別パーツ化しているので、加工すれば扉が開いた状態も選択式で再現可能です。

1/144 シコルスキー H-19 "陸上自衛隊" (3Dプリモデル+シルクスクリーンデカール)¥2,900
アメリカの兵員輸送ヘリH-19をライセンス生産した機体で、日本国内では「はつかり」という愛称もつけられていました。UH-1が登場するよりも前の機体でレトロ感漂ようスタイルですが、昭和の怪獣映画の多くに出演(主にミニチュアとしてですが)したことで、日本人にもなじみ深い機体となりました。同スケールの61式戦車と並べると一層ノスタルジック感が増します。キットは、カーゴドア部分を別パーツとしたため、ドアが開いた状態に組むこことも可能となっています。

1/144 アグスタ A129CBT マングスタ (3Dプリモデル+シルクスクリーンデカール)¥3,000
イタリアのアグスタ社によるタンデム型攻撃ヘリコプターとして1990年代から運用が開始された機体です。機体サイズ、戦闘能力もAH-1コブラに近く、最新鋭の大型攻撃ヘリよりは見劣りがするため、イタリア以外ではトルコ陸軍が採用しているのみとなっています。とはいえ、タンデム型攻撃専用ヘリというのは実はあまり世界的にもあまり種類がなく(細かいサブタイプや試作機を除けば、10種類ぐらい?)コレクションとしては欲しくなる機体ではあります。キットはCBTと呼ばれるマルチロールタイプを再現しています。ちなみに、マングスタとは英語で言う「マングース」で、もしかするとAH-1コブラとの商売上の対決を意識した名前なのかもしれませんね。

1/144 ベル OH-58D カイオワウォーリア (3Dプリモデル+シルクスクリーンデカール)¥2,800
OH-6に採用競争で敗れたベル社の「モデル206」は民間機「ジェットレンジャー」としてヒットしました。その後、OH-6の後継としてこのジェットレンジャーを軍用としたのがOH-58です。その後、OH-58には陸軍ヘリコプター改善計画により大幅な改造を施され、戦闘ヘリに準ずる武装や高性能観測機器を搭載したのがOH-58D「カイオワウォーリア」です。映画「アパッチ」でヒロインが搭乗していましたが、その様に現在ではアパッチ部隊の補助や指揮を行う司令塔として使用されています(自衛隊ではOH-1が同様の任務に就いています)。キットは、機体左に機関砲、右にヘルファイア2発を装備した状態を再現しています。機体サイズが小さいうえにディテールが細かいので組み立ての難易度は高いですが、その分密度感あふれるキットとなっています。

1/12 M143 ミニガン (3Dプリモデル)¥2,900
SVDドラグノフからずいぶん時間が空いてしまいました。ドラグノフ発売の後、大手メーカーからも銃器類のキットが発売されたため、「これもそのうち発売されるだろう」ぐらいに思っていたのですが、なかなか発売されないのでウチでやることにしました。銃のことは詳しくなくてもド派手アクション映画で一度は目にされた方も多いと思います。もともとはヘリ固定武装やドアガン用として開発されたものですが、フィギュアと組み合わせることを前提としているのでハンディタイプにしました。弾帯も本体と同様の素材(アクリル素材)成形ですが、お湯につけると一時的に柔らかになり、その間に表情を付けることが可能です。ちなみに大きいのになぜ「ミニガン」かと言うと、航空機用の20mmバルカン砲(M61)を7.62mm口径に縮小したモデルだからだそうです。

キットは以上になります。今回は、アイテム種類が多いため、各アイテムの生産数はいつもよりも更に少なめになっております。ご購入を御希望の方はお早目にお願いします。
完成見本も作成中なので、出来上がり次第、UPいたします。
また、前作のビゲン、グリペン各型も一通り再販いたします。
ブース番号は7-15-08となります。
それでは、よろしくお願いいたします。
posted by keeman at 11:28|
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トリプルナッツ
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